Tray and Case
部品トレイ・ケース
プラスチックトレイは商品の包装材としてだけではなく
緩衝材・搬送資材としても幅広く活用されています。
こちらでは東京パックのノウハウが詰まったトレイのご提案をさせていただきます。
また、当社ではお客様からご依頼いただいている製品に対してのみならず
金型代要らずの規格トレイを豊富なサイズでご用意しております。
Tray and Case
プラスチックトレイは商品の包装材としてだけではなく
緩衝材・搬送資材としても幅広く活用されています。
こちらでは東京パックのノウハウが詰まったトレイのご提案をさせていただきます。
また、当社ではお客様からご依頼いただいている製品に対してのみならず
金型代要らずの規格トレイを豊富なサイズでご用意しております。
当社の搬送トレイは、自動化向けに高い寸法精度を提供します。 製品ポケット部分やトレイの位置決めなどの精度要件に応じて、製品の金型あたり面を工夫することがあります。 また、材料による反りの問題も設計段階で抑え、電子部品やコネクター部品の静電気対策として導電性や帯電防止材料を使用することで、ゴミやほこりの付着を最小限に抑えます。 さらに、お客様の要望に合わせてトレイポケットの形状を設計し、製品の擦れや割れを防ぐための技術を提供します。 自動装填機に最適なトレイを提案し、要望に合わせてトレイをスタックするためのソリューションも提供しています。 お客様のニーズに合わせた高品質な搬送トレイをご提供できることをお約束します。
自動車用車載部品には様々な形状や大きさがあり、膨大な種類の部品を使用します。トレイの材料も部品に適した素材を選ぶ必要があります。 昨今、EV(電気自動車)への切り替えにより、重量のある電池に適した強度のあるトレイが求められます。トレイは設計次第で剛性を高めることも可能です。 またトレイの大きさは多種あり、たとえばギアなどを「1トレイに目いっぱい並べたい」といったご要望にもお応えしています。 車載部品トレイに求められる耐油性、耐衝撃性、耐静電気などにも対応できます。
搬送トレイにおいて、自動化向けのトレイには製品ポケット部分、またはトレイの位置決め等の寸法精度がより高く求められます。当社では、製品によっては金型あたり面を製品側にすることによって、さらに寸法精度を出しやすくするなどの工夫をしています。
またトレイは、使用する材料によって「反り」が発生することがありますので、設計段階で反りの発生を抑えることもご提案しています。
電子部品やコネクター部品は、ゴミやほこりを寄せ付ける静電気にデリケートな面もあり、通電性の高い材料を使用することでゴミやほこりの付着を抑えることも可能です。こうした導電性、帯電防止材料についてもご要望に合わせて対応しています。
セラミックなど衝撃に弱い部品には、緩衝効果の⾼い材料を中トレイ及び中蓋に使⽤し、包み込むことでダメージを最⼩限に抑える⼯夫をしています。この包み込む形状にも、弊社独⾃の発想がいかされています。
トレイに対し製品を平置きで並べるよりも製品を縦に格納できる形状に変更し、
横置きよりも多く搭載できるようにしたケースです。
製品の保持性を保ちつつ材料や輸送コストの軽減につなげることが可能です。
レンズ、ウエハー、基板などの薄い製品を収納することに秀でています。
機能性に優れた高機能なリールケースで、効率UP・コスト削減に繋がります。
ケースは広げることで重ね積みが可能になり、輸送コストの削減にも貢献。
機能性に優れ、低コストで制作します。
小ロットや小売にも対応します。
強度の必要な枠等は射出成型でリユースし、トレイはできるだけ材料厚を薄くしコストダウン。
真空成型と新品との組み合わせでトレイの使い勝手が向上。
製品をトレイに入れて重ねるとき、2段⽬を180度回転することで製品の空間がスタックで確保でき、なおかつ製品に負担を与えることなく押えることができます。
当然、製品が⼊っていない場合は、同じ⽅向でトレイを重ねることができ、移動する際にスペースを取らないため輸送費を押さえることができます。
また、同じ⽅向でのスタッキング⽅法も、逆テーパーまたは材料の厚みなどの調整でできますが、この場合は製品が⼊るスペースが確保されているので、180度回転トレイの重ねた状態と同じ⾼さになってしまいます。
弊社の連続真空圧空成型機は反転装置がついていますので、初めからトレイを180度回転させて出荷することも可能です。
利点としては使⽤後トレイをもとに戻せば重なるので、廃棄の際に減容ができます。
真空成型の型は射出成型と違い、形状を簡単に修正できるため、リブ等をアレンジしたりトレイの外周に凹みを作ったりすることで、部品の衝撃を吸収する効果のあるトレイを製作できます。
規格トレイやオリジナルのトレイにロゴマークや写真を印刷することでピッキング作業や部品保管でミスをなくすことが 可能です。 文字だけではなくロゴマークや写真のデータを印刷することもできます。インクジェット印刷の場合は小ロッ ト多品 種の対応が可能で、版作製などが不要のためデータがあればいつでもデザインを変更して印刷することも可能です。 デザインが不変的なもので数量が多い場合はインクジェット印刷よりも安価なシルクスクリーン印刷を提案していま す。 シルクスクリーン印刷は版の作製が必要なため、デザイン変更の際には版の作製が変更ごとに必要になります。 トータル な数量と費用の兼ね合いで適切な印刷方法のご提案を行います。
緩衝材を複合することでより安全に精密部品の輸送が可能になります。 実際はダンボールではなく、プラスチック素材でダンボールを真似て作ったものです。 中間部分がダンボールと同じ作りになっているので衝撃に強く、長期使用する通い箱や 保管箱に向いています。
出荷用トレイ、工程内用トレイなど、導電性・耐熱性の要求を満足するJEDEC規格、JEITA規格、ユーザー規格に応じてあらゆる形状のトレイを設計・製作いたします。
使用できる材料
カーボンブラック・カーボンファイバー・セラミックファイバーなどを含有して導電性を付与した、PS・PP・ABS・PPE・PPS・PES・PEEKなど。生分解系材料も使用できます。
JEDEC規格とは
JEDEC: Joint Electron Device Engineering Council の略。
電子部品の標準化を推進するアメリカの業界団体が提案している規格のこと。
JJEITA(旧EIAJ)規格とは
社団法人 電子情報技術産業協会(Japan Electronics and Information Technology Industies Association) が提案している規格のこと。
これらの規格案が IEC(国際規格)に提案されており、やがて制定されます。
規格が豊富にあり、調達しやすく透明性も高いことから⼯業系、化粧品、⽂具、⾷品等の多分野で使⽤されています。
導電、帯電防止、シリコン付き、シリコンなし、受注生産で着色も可能。環境を配慮したPETボトルからリサイクルされた材料もあります。
比重 | 1.34 |
---|---|
成型収縮 | 3 / 1000 |
耐熱温度 | 60度(耐熱グレードあり) |
耐寒温度 | - |
透明性 | ◎ |
成型性 | 〇 |
擦れ | 〇 |
衝撃 | △ |
精度 | △ |
導電 | 表面抵抗値:106Ω以下(規格あり) 印刷:黒カーボン |
---|---|
帯電 | 表面抵抗値:109Ω以下 印刷:透明 表面抵抗値:1011Ω以下 塗布 |
透明 | 0.25~1.2(規格あり) |
白 | 規格あり |
リサイクル | 透明は可能 |
擦れ及び衝撃に強く、⼯業分野では⾃動⾞部品向けトレイに使われています。
耐熱‧耐寒性があることから冷凍⾷品のトレイに使⽤されることが多い材料です。
耐熱温度は100〜140℃で冷凍庫〜電⼦レンジでの使⽤が可能。
また⽐重が軽いため⽔に浮きます。
導電、帯電防止、シリコン付き、シリコンなし、受注生産で着色も可能。
比重 | 0.92 |
---|---|
成型収縮 | 15 / 1000 |
耐熱温度 | 110度 |
耐寒温度 | - |
透明性 | △ |
成型性 | 〇 |
擦れ | 〇 |
衝撃 | ◎ |
精度 | △ |
導電 | 表面抵抗値:106Ω以下(規格あり) 印刷:黒カーボン |
---|---|
帯電 | 表面抵抗値:109Ω以下 高分子練りこみ 表面抵抗値:1011Ω以下 塗布 |
リサイクル | 可能 |
成型性が良く、成型後の収縮が⼩さいため⼨法精度が出しやすく、精密な部品を⼊れるトレイに適しています。
導電、帯電防止、シリコン付き、シリコンなし、受注生産で着色も可能。
比重 | 1.05 |
---|---|
成型収縮 | 5 / 1000 |
耐熱温度 | 80度 |
耐寒温度 | - |
透明性 | △ |
成型性 | ◎ |
擦れ | △(発泡PS低減) |
衝撃 | △(発泡PS低減) |
精度 | ◎ |
導電 | 表面抵抗値:106Ω以下(規格あり) 印刷:黒カーボン、発砲PS |
---|---|
帯電 | 表面抵抗値:109Ω以下 高分子練りこみ 表面抵抗値:1011Ω以下 塗布 |
リサイクル | 可能 |
塩ビは、⼤量に⽣産されているエチレンと塩素を原料としており、⽯油を原料とする他のプラスチック製品に⽐べて省資源で製造できます。
成型性が良く、難燃性(⾃⼰消化性)に優れ、耐薬品性・耐酸性があることから医療分野でも多く使⽤されています。
材料はブルーイングされていて少し⻘みかかっています。
比重 | 1.14 |
---|---|
成型収縮 | 4 / 1000 |
耐熱温度 | 80度 |
耐寒温度 | - |
透明性 | 〇 |
成型性 | 〇 |
擦れ | 〇 |
衝撃 | △ |
精度 | 〇 |